アッツ島血戦勇士顕彰国民歌(アッツ島玉砕の歌)
アッツ島血戦勇士顕彰国民歌(アッツ島玉砕の歌)
山崎中将
大本営発表(昭和18年5月30日17時)
- 1、「アッツ」島守備部隊は5月12日以来、極めて困難なる状況下寡兵よく優勢なる敵に対し血戦継続中の処、同29日夜敵主力部隊に対し最後の鉄槌を下し皇軍の神髄を発揮せんと決意し、全力を挙げて壮烈なる攻撃を敢行せり。爾後通信全く杜絶全員玉砕せるものと認む。傷病者にして攻撃に参加し得ざるものは之に先ち悉く自決せり。我が守備部隊2千数百名にして部隊長は陸軍大佐山崎保代なり。敵は特殊優秀装備の約2万にして5月28日までに与へたる損害6千を下らず。
- 2、「キスカ」島はこれを確保しあり
1. 刄(やいば)も凍る北海の
御盾(みたて)と立ちて貳阡餘士(にせんよし)
?鋭擧(こぞ)る熱田(アッツ)島
山崎大佐指揮を執る
山崎大佐指揮を執る
2. 時維(こ)れ伍月拾貳(じふに)日
曉(あかつき)込むる霧深く
突如と襲ふ敵貳萬
南に邀(むか)へ北に撃つ
南に邀へ北に撃つ
3. 陸海敵の猛攻に
我が反撃は火を吐けど
巨彈は落ちて地を抉(ゑぐ)り
山容(さんよう)澑(ため)に改まる
山容澑に改まる
4. 血戰死鬪拾捌(じふはち)夜
烈々の士氣天を衝(つ)き
敵陸阡(ろくせん)は屠(ほふ)れども
我又(また)多く喪へり
我又多く喪へり
5. 火砲は全て摧(くだ)け飛び
僅(わづ)かに銃劍手榴彈
寄せ來る敵と相撃(あひう)ちて
血汐(ちしほ)は花と雪を染む
血汐は花と雪を染む
6. 壹兵(いつぺい)の援(ゑん)壹彈の
補給を乞はず敵情を
電波に託す貳阡粁(キロ)
波頭に映る星寒し
波頭に映る星寒し
7. 折柄(をりから)拜す大御言(おほみこと)
生死(いきしに)問はぬ?良雄(ますらを)が
唯(たゞ)感激の涙呑む
降り頻(し)く敵の彈丸(たま)の中
降り頻く敵の彈丸の中
8. 他(た)に策無きに非(あら)ねども
武名はやはか穢(けが)すべき
傷病兵は自決して
魂魄(こんぱく)共に戰へり
魂魄共に戰へり
9. 殘れる勇士佰有餘(ひやくいうよ)
遙かに皇居伏し拜み
敢然(かんぜん)鬨(とき)と?共に
敵主力へと玉碎す
敵主力へと玉碎す
10.嗚呼(あゝ)皇軍の?髓(しんずい)に
久遠(くをん)の大義生かしたる
忠魂の跡受け繼ぎて
撃ちてし止まん醜(しこ)の敵(あだ)
撃ちてし止まん醜の敵
