2005年8月23日

岩石採集の現場


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 春休み以来,こつこつ続けてきた岩石採集でしたが,この土曜日に,「名前を付ける会」で名前も決まり,やっと一段落つきました。
 
 先に,「石拾い」と書いたせいか,「何がそんなに大変なんだ」,との声も聞かれましたので,石拾いの現場について一言・・・
 
 石は確かに「拾って」くるのですが,落ちている石を拾ってはいけません。
 と言うのも,落ちている石は,どこから来たのか,その土地の石であるのか,確認がとれないからです。
 では,どうするのか,と言うと,写真にあるような,山とか土手で露出している岩を,叩き割って,そのかけらを拾ってくることになります。
 このような場所を,「露頭」といいます。
 
 叩き割る方法ですが,ものの本には,「ハンマーと鏨」を用意せよ,とあります。
 ハンマーは,岩石採集用で,大人用が1万円,子供用が5000円程度だそうです。
 たかが石拾いに,そんな出費はできないので,最初は釘を打つ金槌を持って行きました・・
 
 しかし,金槌ではとても太刀打ちできません。
 鏨も,硬い石を力一杯ひっぱたくには,ちょっと恐ろしい(はずれたときが)です。
 
 で,結局,2kg程のハンマー(2千円程度)と100円ショップの鋤型の金槌(これは鏨の代わりです。これなら,手の位置が離れているので,万一外れても,手をけがしません)を使うことに落ち着きました。
 
 といっても,100円の金槌は,焼きが入っていないのか,だんだん先がつぶれてきます。
 でも,つぶれるよりも先に,柄が折れます。
 結局,5本の金槌を折りました。
 
 何回もやっていると,石にも割れやすい,何というか,筋のようなものがあるのが実感できます。
 でも,2kgのハンマーで,力任せに岩(と言うか,山そのもの)をぶっ叩いても,筋に当たらず,芯(何の芯だろう,山かな)に当たったりすると,鋭い金属音とともに火花が出て,すごい勢いで跳ね返され,且つ岩石の表面がつぶれた破片が顔に当たって,顔がアスベストを塗ったようになります。
 軍手など付けていたら,すっぽ抜けてハンマーはどっかに飛んでいきます。
 
 で,この作業を,路肩などでやっていると,道行く人が不審気に通り過ぎていきます。
 
 そういうわけで,来年中学生をお持ちの親御さんには,植物採集をお勧めします・・・

追記
 明らかに,そこにある岩が欠けて落ちている石も,拾ってはいけません。
 岩も腐ります(風化という)。
 腐ったから,落ちているんです。
 腐った岩は,何という岩かわかりません。その特徴を失っています。
 結局,地道に岩をぶちこわすしかありません・・・