2007年1月 8日

国土形成計画 中間とりまとめ


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 連休中の宿題がありまして,国土形成計画の中間とりまとめ,というものをマップにしてみました。
 この手の文章は,文学作品と違って,施策の指針となるものですから,割とマップにしやすいのですが・・・
 
 わたしは,この手の論文のマップは,とにかく一旦,全文を貼り付けてから作業します。
 具体的には,
  1 タイトルをテーマに貼り付ける
  2 目次を大章節に貼り付ける
  3 目次(各章節)に本文を貼り付ける(最後まで)
  4 最初の章節に戻り,1センテンス毎に,主従関係を分析しつつ,切り分ける
というやり方です。
 
 「原 仙作の長文読解」みたいなものですね。
 
 さて,4の,「切り分ける」作業が肝になるわけですが,国の審議会の高名な委員の方々の議論を,優秀な官僚がまとめた文章ですので,起承転結・理路整然としたマップになると期待していたのですが,結果はごらんの通り(評価はお任せします・・・)
 
 マップがシンプルでない(1行が長い=切り分けができていない=マップが横に長い)ということは,論理が明快でないことを示しています。
 
 最大の原因は,私の読解力の不足なのですが,
 
  「このような広域ブロック間の連続的な連なりが、「21世紀の国土のグランドデザイン」において、国土を縦断方向に覆う気候や風土等の特性、さらには交流の歴史的蓄積やアジア太平洋地域に占める地理的特性等を共有する大括りの圏域を21世紀を通じて明らかにしていくとされた「国土軸」の構想とも重なっていく。」
  
などといった文章は,とても私の手には負えません。

 主語は明らかに「このような広域ブロック間の連続的な連なり」で,述語は「重なっていく」,目的語が「国土軸」,そして,うだうだと長い「21世紀の〜明らかにしていくとされた」が目的語の修飾であることは「明らか」ですが,このセンテンスが,何を明らかにしようとしているのか,がさっぱりわかりません。
 
 密かに思うに,単に「21世紀の国土のグランドデザイン」を引用したかっただけ(気候風土や歴史や地理的特性を踏まえた交流等の必要性については,この前のセンテンスに記述してありますから)のような気がします・・・
 グランドデザインで出された宿題の回答はここだよ,とでも言うような・・
 
 また,農業に関する記述が,産業ではなく(都市との連携を図る)農山漁村の中で触れてあったりして,結局,この切り分けに手間取って,1日使ってしまいました。
 
 実際の宿題は,このとりまとめに対するプロポーザルなんですが,どうなることやら・・・
 
 (実際,FTAに対する反応を見ると,産業政策と言うよりは社会政策の側面が強いような気もするので,こちらの方が適切なのかもしれません)