絵画をデジカメで撮る 自分用メモ
子どもの描いた,約100枚の絵をデジカメで撮影する仕事が舞い込んできた。
電子データを業者に提供して,印刷は業者にしてもらう。
未経験の分野なので,わすれないうちに,自分用メモ・・・
必要な解像度
出来上がりは146ミリ×108ミリ(表示部分:130ミリ×90ミリ)。
インチに直すと,5.75×4.25(5.12×3.54)となる。
商業印刷で一般的な300dpiで印刷するとすると,1725×1275(1575×1062)pixselが必要となる。(175線の2倍で350dpiが標準らしい。が,ものによっては250dpiくらいまでは耐えられる,らしい。)
まあ,間を取って,200万画素(1600×1200)を仕上がりとする。
留意すべき点
・印刷に耐える解像度であること
・ぶれがないこと
・ピンが合っていること
使用したカメラ
a)パナソニック DMC-FX1 (2003年11月発売)320万画素
b)カシオ QV-2900UX (2001年6月発売) 211万画素)
回転レンズQVシリーズの最終形態。
c)パナソニック DMC-TZ5 (2008年3月発売 910万画素)
撮影方法
絵画の下敷きとして,位置決めの目印をしるした紙を床に置く。
その上に絵画を置く。
机の上に椅子を置き,椅子に三脚を固定する。(椅子の理由は後述)
デジカメを三脚に装備し,出来るだけ,床と正対するように調整する。
ピントを合わせ(オートフォーカス),レリーズまたはタイマーを使って撮影する。
ストロボは使用しない。
現実の処理
最初,昨年も使用したというa)を使用して撮影したが,歪曲収差が激しく,画像処理の手間が甚大となる(と予想された)ため,使用を放棄した。
出来るだけレンズ中央を使用するよう,距離を稼ぐために椅子を使用してみたが,無駄だった。
b)は,レリーズが使えると処理が楽,と思い家から持ち出してきた。
歪曲収差はそれほどでもないが,水彩とクレヨンを併用した淡いグラディエーションなどで,ピンが来ない。このカメラ位置では,液晶画面での手動のピント合わせは困難で,これも使用不可。
結局,現行機のc)を持ち出し,500万画素で絵画が200万画素程度になるよう調整(光学ズーム)して撮影した。
歪曲収差は,ほとんど無し。
ただし,この機種は三脚ねじが筐体の端にあり,タイマー撮影(2秒)は,手ぶれ防止のために必須だ。
画像処理
画像編集ソフト(PSP8)を使用し
傾き補正(0.6度左回転)
トリミング(1600×1200)し,別名保存する。
(多少の誤差が出るが,無理矢理合わせる)
結果及び今後の留意点
トリミングにより補正の必要が生じた画像は2枚のみ。
幸い,文字とか人物ではなく,地の部分の歪みであったため,クローン筆で下敷き部分を埋めた。(右の写真の机の処理を参考に示す)
下敷きには,歪曲収差の程度を知るために作成した方眼を流用(位置決めのため)したが,撮影の出来次第では,画像処理の段階で手間が増えるので,無地のものにした方がよい。
なお,今回は印刷をプロに任せるので,色の再現性とかには配慮していないが,そこまでの仕様が必要な場合は,最初からあっさりプロに任せた方がよい。(原画を横にレタッチする必要がある。)
結局,撮影に2日,画像処理に3時間を要した。
(余談)
この記事を読むと,パナソニックは,「TZ1以来、コンデジだからといって歪曲を放置せずに歪曲補正を積極的に取り入れている」らしい。
http://bbs.kakaku.com/bbs/00501911238/SortID=7592379/
なお,レンズの歪みについては,下記を参照。
http://www.isok.jp/scitech/visual/fat.htm
四角の物がゆがんで写るのはナゼ?
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/tec/camera/20040304/107468/
