官公庁オークション まとめ
さて,おもしろ半分でざっと官公庁オークションを眺めてきたわけだが,個人的に利用するには,二つのハードルがあるような気がする。
一つは,保証金の問題だ。
Yahoo!オークション - 官公庁オークションヘルプにあるように,すべての場合ではないのだが,参加申し込み時に物件ごとの保証金(公売物件の場合は公売保証金、公有財産売却物件の場合は入札保証金)を納付する必要がある場合がある。
・公売保証金(こうばいほしょうきん)
国税徴収法により定められている、入札する前に行政機関に納付しなければならないお金のこと。
公売保証金の金額は、見積価額の10分の1以上と定められており、納付された公売保証金は、落札できなかった場合は、原則としてインターネット公売終了後に全額返還されます。
落札した場合は、納付した公売保証金を買受代金に充当できます。ただし、買受代金納付期限までに買受代金を納付しない場合などは、納付された公売保証金は没収となり返還されません。
なお、見積価額が50万円以下の物件の場合などは、公売保証金の納付を必要としないことがあります。
公売保証金納付の要不要については、公売物件ごとに異なりますので、物件詳細画面にてご確認ください。
・入札保証金(にゅうさつほしょうきん)
地方自治法により定められている、入札する前に行政機関に納付しなければならないお金のこと。
入札保証金の金額は、各行政機関の規則により定められており、納付された入札保証金は、落札できなかった場合は、原則として入札終了後に全額返還されます。
落札した場合は、納付した入札保証金を売払代金に充当できます。ただし、契約締結期限までに契約を締結しなかった場合は、納付された入札保証金は没収となり返還されません。
※入札保証金の納付方法についての詳細は、保証金の納付についてを参照してください。
いずれの保証金も,安易な入札によって事務が混乱することを避けることを目的にもうけられたもので,特定の場合には免除ができる(各自治体の規則次第)のだが,クレジットカードをネットで利用したくない人には,銀行振り込みの手数料より安い保証金は,煩雑この上なく,私などは応札に二の足を踏んでしまう。(銀行振り込み自体を認めない場合もある。これも自治体の裁量次第。)
(参考例:Yahoo!オークション - 豊橋市(せり売) インターネット公売:タイガーマスク・バイオレンスアクションフィギュア No.5 ミスターエックス(Mr.X))
二つ目が,輸送の問題だ。
上の参考例を見てもわかるとおり,仮に落札したとして,どのような方法で発送されるのか,その送料はいくらなのか,明示されていないものが多い。
上の参考例だと,「公売物件の送付を希望する場合、「送付依頼書」の提出が必要です。」とあるが,その書類がどこにあって,送料がいくらなのか,皆目わからない。
問い合わせ先に電話しろ,ということなのだろうが,ネットで公売しているんだから,リンクぐらい張れよ!と思ってしまうのは私だけか?
そのくせ,必要書類の郵送料,払込手数料等は買い受人の負担だとか,買受代金納付時に引き取らない場合、「保管依頼書」の提出が必要だとか,納付が確認できないと没収だとか,高飛車な物言いがどうも反感を招く。
(どうして,「落札したのに代金を振り込まない場合は,保証金はお返ししません。」と書けないのだろうか?)
※参考例の場合,落札後の注意事項をクリックすると,必要書類のダウンロードページへのリンクが現れます。ただし,送料は依然としてわかりません。
どうもここいらあたりが改善されないと,何か不都合があってもおまえのせいだ,と居直られそうで,ちょっといやだなぁ・・・
