某市長のブログについて あるいは超人の思想
引用の積み重ねで真意を醸し出していく手法は衒学的で,実は中身の薄い私などにはぴったりのレトリックなのだが,さすがに公人としては不味かろう・・・
なんだか,哲学者クロサキの受け売りみたいで嫌だが,実際インターネットなんぞというものは,結局は便所の落書きに毛が生えたようなもので,この自覚を失ったときに,読み手も書き手も堕落していくのだろう。
電網の中の仮想現実は,個々人の幻想を先鋭化させ,共同幻想すなわち現実の社会を浸食していく。
ニーチェの箴言は時代を超えて妥当する。(ほうら,衒学趣味(・・)v
ニーチェ 『ツァラトゥストラはこう言った』
すべての書かれたもののなかで、わたしが愛するのは、血で書かれたものだけだ。血をもって書け。そうすればあなたは、血が精神だということを経験するだろう。
他人の血を理解するのは容易にはできない。読書する暇つぶし屋を、わたしは憎む。
読書がどんなものか知れば、誰も読者のためにはもはや何もしなくなるだろう。もう一世紀もこんな読書がつづいていれば、――精神そのものが腐りだすだろう。
誰でもが読むことを学びうるという事態は、長い目で見れば、書くことばかりか、考えることをも害する。
かつては精神は神であった。やがてそれは人間になった。いまでは賤民にまでなりさがった。

