2008年7月12日

イオンに投票所を

07_07_26-3.jpg先輩が投票率の心配をしておられた。
確かに,投票率が50%を下回ると,そもそもその選挙が住民に信任された,とは言いにくい。

で,期日前投票所をダイエーとかイオンとかに設けたらどうか,と思いついて,投票所の備えるべき要件をネットで検索してみたのですが,

(投票所)
 第39条 投票所は、市役所、町村役場又は市町村の選挙管理委員会の指定した場所に設ける。
(投票所の告示)
 第41条 市町村の選挙管理委員会は、選挙の期日から少くとも5日前に、投票所を告示しなけ
    ればならない。

くらいしかでてこない。

 ただ,
(投票立会人)
 第38条
  2 投票立会人で参会する者が投票所を開くべき時刻になつても2人に達しないとき又はその
   後2人に達しなくなつたときは、投票管理者は、その投票区における選挙人名簿に登録され
   た者の中から2人に達するまでの投票立会人を選任し、直ちにこれを本人に通知し、投票に
   立ち会わせなければならない。
(投票所においての投票)
 第44条 選挙人は、選挙の当日、自ら投票所に行き、投票をしなければならない。
(投票用紙の交付及び様式)
 第45条 投票用紙は、選挙の当日、投票所において選挙人に交付しなければならない。

とあり,また各市町村の公職選挙法等の施行等に関する規程には,
 
 (投票所の整備)
 第17条 委員会は、選挙の前日までに、選挙人の自由な意思の表明を妨げることのないように、
    選挙人の数に応じ、受付、選挙人名簿、投票用紙交付、投票記載等の場所を配置して投票
    所を整備しなければならない。
   2 委員会は、投票所の門戸に、様式第22号により表示しなければならない。

とあります。
 期日前投票所についても特別な規定は見当たらないので,きっと同様でしょう。

と,なると,これらの物と人をおくスペースがあれば,可能なような気がするんですが,どうなんでしょう・・・

(余談)
 この件でネットを渡り歩いていたら,
法 治 国 家 つ ま み ぐ い? 六法全書で ニッポンを覗こう! ?
というページを見つけた。

 疑問票と他事記載などの事例が色々と出てくる・・・

 現場の皆様,ご苦労様です・・・


(写真は,適当にネットから拾ったものです)

2008年7月10日

株券の電子化(ペーパーレス化)の概要について,まとめてみた

p_contrivance_2.gif株券の電子化(ペーパーレス化)の概要について,まとめてみた。

基本的に,証券保管振替機構(ほふり)のHP上の記述に従っているが,
三菱UFJ証券 などの方が,わかりやすいようだ・・・

簡単に言えば,株券をなくして,株主をデータベースで管理しよう,ということですな・・


○日程
「株券の電子化を規定する法律」が改正され、上場会社の株券は2009年(平成21年)6月までの一定の日(一斉移行日)に一斉に電子化(ペーパーレス化)される
 実務界では,「株券電子化実施目標日」を2009年(平成21年)1月とし、現在、関係者において振替事務のシステム及び移行スキーム等の検討を進めている

○現行制度での株式の保有は
  1 株券保管振替制度の利用
    株券を証券会社等を通じて〈ほふり〉に預託
    その株券の株式を証券会社等の口座で電子的に管理する方法
  2 株券を株主自身が保管する方法
等がある。

○株券の電子化(ペーパーレス化)は,株式の保有方法を,1に限定するもの

○そのメリットは,
  1券面の保管に伴う紛失や盗難、偽造株券を取得するリスクの消滅
  2株式併合等における株券提出等の手続が不要
  3株式併合や会社の合併等において、お手元の株券を発行会社に提出する等の手続が不要
  4証券取引を迅速かつ効率的に行うことが可能
  5売買の際の株券の受渡しが不要となり、証券取引に係る手間や時間が短縮
  6 発行会社等では株券の発行や管理コスト削減が可能
とされているが,体制側の都合だな・・・

○電子化への移行及び売却までの手続きの流れ
  http://www.jasdec.com/less/less03.html

特別口座がわかりませんね・・

特別口座とは何ですか?
  株券の電子化が実施された時点で、株式の発行会社が株主情報を管理するために設定する口座です。
  自宅や貸し金庫等で保管している株券(タンス株)や、証券会社に預けていても証券保管振替機構(ほふり)に非預託の株券は、株券の電子化に伴い、この特別口座に移管される可能性があります。
  株主の権利は、特別口座で確保されますが、売却する際は証券会社等の取引口座へ株式を振り替える必要があります。(手続きに必要な日数等は、現時点では不明です。)


○預託の仕組み
機構の参加者は、自己の保有する株券等のほか、顧客から預託を受けた株券等を機構に預託する
参加者とは,証券会社、銀行、信託銀行、保険会社、証券金融会社、証券取引所など
参加者は,機構に参加者口座を開設し、預託している株券等について口座残高を有する
顧客は、取引のある参加者に顧客口座を開設し、その参加者を通じて預託する

○保管の方法(保管振替法)
・機構は参加者から預託を受けた株券を、参加者又は顧客ごとに分別しないで混蔵保管する
・機構に預託した株券は,参加者口座簿及び顧客口座簿に記載された株式の数に応じて共有持分権を有するものと推定される
・機構は、参加者が預託した株券について、参加者が自己で保有する分と顧客が預託した分について、分別して参加者口座簿に記載する(参加者とその顧客の分離)
・機構に預託されている株券は、平成19年7月末現在で、約3,053億株
・内国公開会社の発行済株式総数に占める保管残高の割合は、平成19年6月末現在で81.2%
・平成19年7月末現在、保管残高のおよそ64.2%が不所持化

○売買等
・参加者又は顧客が機構に預託している株券を売買した場合や担保に差し入れた場合の受渡しは、機構が備える参加者口座簿や参加者が備える顧客口座簿の振替により処理される


○権利処理
機構は、預託されている株券の名義を機構に書き換える
参加者からの報告に基づき、実質株主を発行会社に通知する
発行会社は、この通知に基づいて実質株主名簿を作成する
発行会社は、実質株主に対して直接、配当金の支払い等を行う

取りあえず,アウトラインです。

2007年1月 8日

国土形成計画 中間とりまとめ


Clickすると元画像が表示されます。

 連休中の宿題がありまして,国土形成計画の中間とりまとめ,というものをマップにしてみました。
 この手の文章は,文学作品と違って,施策の指針となるものですから,割とマップにしやすいのですが・・・
 
 わたしは,この手の論文のマップは,とにかく一旦,全文を貼り付けてから作業します。
 具体的には,
  1 タイトルをテーマに貼り付ける
  2 目次を大章節に貼り付ける
  3 目次(各章節)に本文を貼り付ける(最後まで)
  4 最初の章節に戻り,1センテンス毎に,主従関係を分析しつつ,切り分ける
というやり方です。
 
 「原 仙作の長文読解」みたいなものですね。
 
 さて,4の,「切り分ける」作業が肝になるわけですが,国の審議会の高名な委員の方々の議論を,優秀な官僚がまとめた文章ですので,起承転結・理路整然としたマップになると期待していたのですが,結果はごらんの通り(評価はお任せします・・・)
 
 マップがシンプルでない(1行が長い=切り分けができていない=マップが横に長い)ということは,論理が明快でないことを示しています。
 
 最大の原因は,私の読解力の不足なのですが,
 
  「このような広域ブロック間の連続的な連なりが、「21世紀の国土のグランドデザイン」において、国土を縦断方向に覆う気候や風土等の特性、さらには交流の歴史的蓄積やアジア太平洋地域に占める地理的特性等を共有する大括りの圏域を21世紀を通じて明らかにしていくとされた「国土軸」の構想とも重なっていく。」
  
などといった文章は,とても私の手には負えません。

 主語は明らかに「このような広域ブロック間の連続的な連なり」で,述語は「重なっていく」,目的語が「国土軸」,そして,うだうだと長い「21世紀の〜明らかにしていくとされた」が目的語の修飾であることは「明らか」ですが,このセンテンスが,何を明らかにしようとしているのか,がさっぱりわかりません。
 
 密かに思うに,単に「21世紀の国土のグランドデザイン」を引用したかっただけ(気候風土や歴史や地理的特性を踏まえた交流等の必要性については,この前のセンテンスに記述してありますから)のような気がします・・・
 グランドデザインで出された宿題の回答はここだよ,とでも言うような・・
 
 また,農業に関する記述が,産業ではなく(都市との連携を図る)農山漁村の中で触れてあったりして,結局,この切り分けに手間取って,1日使ってしまいました。
 
 実際の宿題は,このとりまとめに対するプロポーザルなんですが,どうなることやら・・・
 
 (実際,FTAに対する反応を見ると,産業政策と言うよりは社会政策の側面が強いような気もするので,こちらの方が適切なのかもしれません)